前回はインスタグラムを運用する際に陥りがちな失敗とそんな失敗に陥らないための具体的な運用方法としてベンチマークを置くというものをお伝えしました。
では何故、SNSの運用においてベンチマークの作成が重要なのでしょうか。
今回は前回の内容をおさらいしながら、
ベンチマーク作成時の注意点について詳しくお伝えしていこうと思います。
今回の記事は以下の条件に当てはまる方にぜひ読んでいただきたい記事となっております。
・限られた時間や予算の中で最大の成果を残したい
・SNS運用で結果が出ていない
・自社のSNSを運用したいが何をすればいいかわからない
・どうやってベンチマークを置けばいいかわからない
「何となく運用」はNG⁉ベンチマークの重要性とは
Instagramをはじめとした、SNSの運用を始めたての方が陥りがちな失敗として“なんとなく感覚的に運用してしまう”というものを挙げさせていただきました。
そのような失敗に陥る方の多くは私用のインスタ映えを目的としたインスタグラムと、ビジネス目的のインスタグラムの違いを理解していないことが多いとお伝えしました。
そしてビジネス目的のインスタグラムには一定のルールがあり、英語などの勉強と同じように、それらのルールを学習する必要があるのです。
それらのルールを体系的に学習することで効率的にSNS運用を行うことができるのです。
その具体的な学習方法としてベンチマーク(目標とするアカウント)を設定するという方法をあげました。
目標とするアカウントのハッシュタグやフィード投稿などを分析することで、大きな失敗をせずにSNSのアカウントを運用できるのです。
ここまでは前回お伝えした内容になりますが、ざっくりまとめさせていただくと…
・よくある失敗は“なんとなく感覚的に運用してしまう”
・私用のインスタグラムとビジネス用のインスタグラムは異なる
・ビジネスインスタグラムのルールを学ぶ必要アリ
・学ぶ方法→ベンチマーク分析
となります。では次に、ベンチマークを実際に置く際に注意していただきたいポイントを何点かお伝えします。
作成方法のポイント!ベンチマークとなるアカウントの選び方
ベンチマーク選定の際に、自社の目標から近い同じ業界のアカウントを選ぶということが非常に重要となってきます。言い換えれば、“先輩アカウント“を選ぶとも言えるかもしれません。
このように述べる理由は、ベンチマークの分析から運用への反映のサイクルのスムーズさにあります。
自社の目標から近いということは、自分たちが達成したい結果をある程度出しているアカウントであり、そのアカウントが使用するルールはある程度、正解と言える可能性が高く、また、同じ業界であれば自社が使用するハッシュタグとベンチマークとしたアカウントが使用するハッシュタグの系統が大きく違うことはないかと思います。
つまり、分析によって正解のルールを学ぶことができ、自社とそのアカウントの系統が近いとその正解ルールを反映しやすいのです。
もしこれが結果の出ていないアカウントであればどうでしょうか。
厳しい言い方にはなりますが、結果が出ていない時点でそのアカウントのどこかに問題があり、分析したとしてもそれが正解でない可能性は高いです。
また、結果が出ていたとしても業界が異なる場合は分析結果を反映しにくいと言えます。
もし近所のラーメン屋さんのインスタグラムが好調だからといって、印刷会社の方が同じようなハッシュタグや時間帯に投稿したとしても成果は出ないため、分析結果を自社に合うように応用する必要があります。確かにこの“応用”はSNS運用において大変重要ですが、いきなり始めるには難しいかと思います。
話を戻すと自社の目標から近いフォロワー数やいいね数を持つ同じ業界のアカウントとは、言い換えると、“ある程度真似すべきアカウント”なのです。
さいごに
この記事のポイントをまとめると…
- 結果を出しているという点である程度正解と言えるルールで運用されている
- 同じ業界ということでその正解ルールを応用することも簡単である
という上記2点で、自社の目標から近いフォロワー数やいいね数を持つ、同じ業界のアカウントをベンチマークとして選択することで、アカウント分析から運用への反映のサイクルがかなりスムーズであり、効果的にSNSを運用出来ます。
このような点に気をつけて、SNS運用において効果的な ベンチマークを作成してみてください。
また、ベンチマークの作成方法がわからないなど、インスタグラムをはじめとしたSNS運用でお困りの方はお気軽にご相談ください。
弊社、FlamingJune合同会社ではInstagramの分析、企画、運用代行を行っております。本日お伝えした内容の他にもInstagramの運用について興味がある方はお気軽にご相談ください。